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ユーザープロフィール
メニュー屋から看板屋へ
(株)フシキは、外食産業・飲食店向けの各種消耗品(包装資材、割り箸など)や機器の販売を行う企業として事業をスタート。その後、料理などの写真画像入 りメニューも手がけるようになり、1980年代半ば以後はカッティングマシンやIJP(インクジェットプリンタ)を導入し、看板業務も行うようになって いった。
同社の伏木栄二郎専務は、「いわゆるメニュー屋から看板屋へという流れで現在に至る。消耗品全般及びメニューから看板までを手がけ ることで、飲食クライアントの集客効果と売上増加を考えた総合的メリットを提供する業務を行っていると自負している」と語る。現在の売上げ内訳は、看板関 係65%、包装資材関係35%だが、看板関係の方が増加傾向にあるという。
個人店舗や10店舗規模をチェーン展開するクライアントを数百社抱えていた同社が、受注をさらに拡大する契機となったのは、2001年開催「JAPAN SHOP」での大手企業からの受注を目指したブース出展。
大型グラフィック看板などの出展内容が、「甘太郎」などを運営する大手チェーンクライアント・(株)コロワイドの目に留まり、以 後、専任業者としてサインを受注。同時期の営業開拓により、外食中・大型チェーン数社からもサインやメニューコルトン、バナーなどの受注を果たした。
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| 本社外観 |
株式会社フシキ 専務取締役 伏木栄二郎氏 |
取材協力先
株式会社フシキ
川崎市宮前区水沢2-3-23 フシキビル
TEL 044-975-0026
FAX 044-975-0028
URL http://www.fushiki.co.jp
メールアドレス info@fushiki.co.jp
導入機種
ColorPainter H-74s
POPEYE 2010年8月号掲載記事
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提案スピードと効率的な製作・施工管理
自社業務の特徴について同専務は、「当社では製作物のクオリティに加え、提案の スピードを重視しており、打合せから24時間以内での提案データ作成も可能。施主のためのコストダウンに留意し、強度や安全性を落とすのではなく製作物の オーバースペックな部分や時間のロスなど、不要なものをそぎ落として施工業者に発注。最適を目指した方法論を導く仲介の役割を担っている」と語る。
サイン業務は、施主との直取引が80%以上を占める。製作・施工の外注率は65〜70%で、7社ほどの協力会社に発注。「多い時で1日に6〜7現場の施工管理を行い、重機を12台レンタルしたこともある」(同専務)。
進行中業務の最新変更箇所が、施主をはじめプロジェクトに関わる各社に対し一目で分かるよう、進捗状況記録のWeb管理も2002年から同社が行っている。
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| 各種IJPシステム |
施主との直取引以外では、デザイン事務所からの受注が近年、増加傾向にある。「既存の設計図面に対し、新たな素材・仕様の提案をすると、デザイナーからは『なるほど、そういうこともできるね』ととても良い表情で反応が返ってきて、受注に結び付いていく」(同)。
今後、「ガラス面への有効な装飾」をテーマに、建物外部へは内照式サイン、内部へは両面グラフィックシートを活用した外照式ディスプレイを商業施設に積極提案していく考えだ。
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| IJPシステム | LED内照式サインの施工風景 |
水性分散染料IJPによる グラフィック出力事例 |
付加価値提案とコンプライアンス遵守
「コストダウンに留意した業務を心がけているが、低価格を求められ続けることへの疑問ももち ろんある。IJPグラフィック市場は、できることはやり尽くし、デジタルサイネージ分野への移行も見られる現状。IJP出力を内製化する施主も目立つ状況 下、当社では、色味にこだわるクライアントに対しての水性分散染料IJPによる高画質・高耐久性出力物、メッシュターポリン両面印刷の内製グラフィックな ど、プロにしかできない付加価値提案に注力していく」(同)。
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ハンバーグ・ レストランのサイン |
寿司店のロールスクリーン 両面印刷グラフィック |
ビル屋上看板 |
なお、同社によるIJ出力量のメディアごとの内訳は、粘着塩ビシート45%、FFシート20%(防炎物品・製品の認定取得)、ターポリン20%(同)、メッシュターポリン10%(同)、クロス地5%(同)。
サイン製作物での今後の取組みについて、付加価値提案とともに重視しているのは、コンプライ アンスの遵守。具体的事例として、都内商業ビルのLED内照式袖看板がある。同社では、テナント数に応じて11分割の不燃仕様FFシートを表示面として設 置したトータル縦サイズ4mの袖看板を7月上旬現在、製作中。
「表示面を1枚ものの不燃仕様FFシートにすると、1テナントのみに表示変更があった場合で も、全体を取り換えなければならず、非効率的だ。建築基準法第66条に『高さ3mを超えるものは、その主要部分を不燃材料で造り、または覆わなければなら ない』と規定されているが、アクリル表示面で11分割の仕様にすれば、一面あたりの高さは3m以下となり、初期製作コストも抑えられる。しかし、可燃物と の指摘をされ、施主が責任を問われるかもしれない。そこで当社では、不燃仕様FFシートの11分割設置による袖看板の提案を決断した」(同)。
サイン・グラフィック業界全体としてのあるべき方向性に留意しながら、積極的なより良い仕様提案などによる絶え間ない舵取りが続けられている。
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テーブルマーク(株)東京本社壁面のサインと工場内製作風景。 LEDモジュールを据え付けたパネルをスライドさせて引き出せる構造。 表示面は不燃仕様のFFシート+マーキングフィルム(桜井(株)のViewcal)貼り。 |
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メッシュターポリンの素材感活かす店内装飾
飲食店メニューや各種販促物の印刷、看板の企画・施工管理まで幅広く手がけている(株)フシキ(神奈川県川崎市)では、メッシュターポリンの素材感を活かした店内グラフィック装飾物による受注拡大に注力している。
一例として、和風カフェ「nana's green tea」神戸ハーバーランド店内のアートパーティションに採用。同店では「現代の茶室」をテーマにした空間演出が行われ、アートパーティションの外観面は 木目グラフィックだが、内部は樹木の緑が拡がる癒しの空間となっている。
この案件は、同社がシート出力から縫製加工・現場施工までトータルに対応した事例。店舗システム協会コンペティション「BEST STORE OF THE YEAR 第18回」で特別賞を受賞した。
同社の伏木専務は、「グラフィックの受注の幅を拡げるため、メッシュターポリンへの出力が可 能がセイコーアイ・インフォテック社のIJP『ColorPainter H-74s』を活用。店舗のインテリア的な用途として採用してもらえるよう、両面に異なる印刷をしたサンプルシートを提示した営業活動を昨春以降、重視し てきた」という。
同時に、出力業種の立場から防炎物品製造業の認可を取得し、「カーテン・布製ブラインド・幕類・どん帳・工事用シート」防炎物品の製造・販売の推進強化を図っている。
メッシュターポリン製グラフィックシートは、穴の開いたメディアであるため、空間の視認性を失わず、閉鎖感を与えない演出が可能。日射を遮蔽する用途、空間演出ディズプレイなど、様々なシチュエーションでの効果が期待できる。
同社では、新しいグラフィック需要の開拓を目指し、様々な業界に採用されることを目標にメッシュターポリンのみならず、ターポリン・クロス地での防炎認定を取得し、商業施設での広告物規制・条例を視野に置いた提案営業を実践していく。
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| 「nana's green tea」神戸ハーバーランド店内のアートパーティション | |
ユーザー事例
株式会社フシキ 様
大型カラーインクジェットプリンタ ユーザー事例
- ニチレキ株式会社 様
- 株式会社フシキ 様
- 北一株式会社 様
- 東北シート工業株式会社 様
- 株式会社MUSTARD RUN 様
- マルワ工業株式会社 様
- 総合看板 ビーライン 様
- 株式会社タイムクリエイト 様
- 有限会社マイロード 様
- 株式会社ルート 様
- 株式会社 みづほ様

















